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職員室だより
社長 渡部
2015.07.06

「勉強を乗りこなせるようになるには?」②

つくばの進学塾「竹進」の算数・数学担当の西山です。

「勉強を乗りこなせるようになるには?」①の続きです

 

では、自転車に乗る練習をしようとしない子どもを練習させるには、

どうすればいいのでしょう?

一つの方法として、乗り方を教える学校などにいれる方法があります。
すると、親が強要するより早く上達することが多いです。

 

なぜかというと、教え方がうまいといった理由もあるでしょう。
しかし、それだけではなく、まわりの子が乗れるようになるのを子ども自身

が目の当たりにすることで、子ども自身が乗れるようになりたいと思うよう

になっていく、その効果も大きいと思います。
強要されたのと、自分からすすんで乗ろうとするのとでは、結果がまったく

違ったものになります。

 

たとえ話が長すぎました。
わたしは、タイトルの「勉強を乗りこなせるようになるには」の答えも同じ

だと思っています。子ども自身が、わかるようになりたいと思う環境作りが

とても大切だという信念と経験を持っているのです。

 

子どもは強要されても伸びません。無理強いをすると精神面で問題が起きる

こともあります。わたしは、授業では、生徒が自ら望むように持っていこう

としています。

生徒間の競争心も使えるときには使います。

できるようになると生徒自身はうれしいものですが、そのうれしさがもっと

大きくなるようにしようともしています。

 

ご家庭でも、強要するのではなく、子ども自身が勉強したくなるように

持っていくことを考えていただきたく思います。

怒っても暴力を振るっても効果はありません。

形だけ勉強しているようにふるまうようになるだけです(面従腹背の状態)。

 

子どものために、親が自ら自分の勉強をしたり読書をしたりすることが

必要になる場合もあるでしょう。

子どもは親の言うことはきかずに、親がすることを真似るものです。

親が楽しそうに勉強していれば、子どもも自然に勉強したくなります。

 

子どもが勉強を乗りこなせるようになるためにどうすればいいのか、

親の行動の中にもヒントが見つかると思います。